消化器

検体 : 腫瘍捺印細胞診
年齢、性別 :
63歳、女性
主訴 : 悪心嘔吐、食欲不振
既往歴 : 26歳時腎盂腎炎。34歳時子宮筋腫にて手術
家族歴 : 父 ; 糖尿病、心疾患  母 ; 糖尿病、心疾患

現病歴臨床所見 :
60歳頃より糖尿病を指摘され近医にて内服治療を受けていた。平成11年夏頃より食欲不振を自覚。11月4日呼吸困難、悪心嘔吐、全身浮腫が出現。精査のため行った腹部エコーと
CTにて、左上腹部に9cm×5cm大の腫瘤を認める。
入院時現症 : 左上腹部に鶏卵大の可動性に乏しい腫瘤を触知
血中腫瘍マーカー及びホルモン :
CEA 2.8ng/ml
AFP 5.0ng/ml
CA19-9 19.0U/ml

インスリン 26.0uU/ml
グルカゴン
2100.0pg/ml
ガストリン 63.0pg/ml

パパニコロウ染色
対物レンズ 20倍
パパニコロウ染色
対物レンズ 40倍
パパニコロウ染色
対物レンズ 20倍
ギムザ染色
対物レンズ 40倍
パパニコロウ染色
対物レンズ 100倍
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