症例 解答1

胸部X線像;異常なし
肺癌X線病型分類;
無所見

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組織学的所見;気管支内腔へ向かって表層分化傾向を示して浸潤性増殖する癌で、癌真珠形成はみられないが細胞間橋、角化傾向を有する中分化扁平上皮癌である。側方への進展を主とし、深部へは気管支軟骨内側までの浸潤が認められ、リンパ節転移は認められない。
腫瘍の大きさ;1.0×1.0×0.2cm
X線;無所見
気管支鏡;肥厚型の早期肺癌である。

病理組織診断;中分化扁平上皮癌
          pT1N0M0 Stage 1A

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気管支鏡所見;肥厚型、左B1+2,B3入口部に正常粘膜
よりやや隆起し、周囲に発赤を伴う不整な粘膜を認める。