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VER 5.93 (2005.12)

Ver5.9より、AHP分析機能を搭載しました。

本プログラムは、日常検査を行う上で必要な、定量検査の精密さ、正確さ、および新規に導入しようとする試薬や機器の検討を行うために必要な、「統計処理」をEXCEL97/2000/2002/2003上で容易に行うために開発したものです。

「定量検査の精密さ・正確さ」については、1999年に改訂された JCCLS(GC−JAMT1−1999)日本臨床衛生検査技師会 定量検査の精密さ・正確さ評価法標準化ワーキンググループの指針を参考にしていますので、データ等の解釈、評価の詳細については、日本臨床検査標準協議会会誌 第14巻2号 JCCLS Sectionまたは医学検査Vol.49 NO.7を参照して下さい。また、2002年9月には日本臨床検査自動化学会 科学技術委員会から「日常検査法の性能試験法マニュアル Ver.1.3」が発行されていますのでこちらも参照して下さい。さらに、データを解釈する際に利用する生理的個体内変動幅についても各種の文献から引用して下さい。なお,この指針では適用範囲を臨床化学検査法に限定してますが,本ソフトでは一般的な定量検査にも適用は可能です.

検出限界・直線性や干渉物質の影響など、取り決めがないものについても検討できるようになっていますが、判断は各自で行って下さい。

重要な問題として、平均や標準偏差など殆どの統計処理は、データ集団が正規分布であることを前提としていることから、扱うデータの分布型がどのようなものであるのか注意をはらう必要があります。また、飛び外れ値の混入に気づかずにデータ処理をしてしまう危険を避ける意味で、分布型の検討は必要です。STSS/EXCELでは、分布型の検討をグラフ化して確認しながら処理できるようになっています。

なお、操作面で不便さが感じられると思いますが、Excelの特性上、グラフ化処理において複雑な部分があり、苦肉の策を講じた場面が何カ所もあります。今後ユーザーの意見を聞きつつ改善を試みたいと思います。

 注意:
1.使用前の準備:EXCEL2000以上で使用する場合、EXCELの出荷時の設定でマクロに対する設定レベルが「高」になっています。このままですとマクロ機能を使うことができないため、本プログラムが使用できません。使用に際しては、以下の操作を行ってください。

a.EXCELを起動する。
b.EXCELメニューの「ツール」から「マクロ」「セキュリティー」を選択する。
c.ダイアログから「セキュリティーレベル」内のセキュリティーレベルを「中」にセットする。

2.シートの保護:STSS/EXCELはすべてのシートのマクロ機能を使う都合上「シート保護」が設定されています。

3.サンプルデータ各シートには、あらかじめCRP等の検討時データが入っています。データの入力状態やグラフの結果を参考にしてください。使用時にはデータを削除してから行ってください。

連絡先は下記のアドレスまで

  電子メールアドレス … 

s-shouichi@icntv.ne.jp

 バージョンアップについて

Ver 5.8 からの変更点 2005.11
・同時再現性に解説文を追加。ブートストラップにおけるバグの改善。

Ver 5.6 からの変更点 2005.01
・正確さの評価においてばらつきが全くない場合(Syx=0)の不具合を修正

Ver 5.5 からの変更点 2003.09
・日内日間精密度の分散分析表の計算式についてコメント表示を行った。

Ver 5.0 からの変更点 2003.07
・相関図作成において、日常検査の性能試験法マニュアル(2002.9.12)に則り、標準化残差式を変更。なお従来通りのSyxによるグラフ表示機能も残す。

Ver 4.5 からの変更点 2003.05
・正規分布型検定と反復切断法においてべき乗変換と階級数最適値の検索&許容範囲の検索および信頼区間の算出プログラムの追加を行った。
・べき乗変換して正規化を行ったデータに対して、信頼区間が容易に求められる。また、日内日間精密度において管理限界値の計算の不具合を改善した。

Ver 4.2 からの変更点 2002.11
同時再現性シートの追加
解説の変更
検出限界シートの2SD法への対応

Ver 4.1 からの変更点 2002.10
ブートストラップ法による回帰式の区間推定を古典的回帰式から直線関係式へ変更した。
・ データ容量低減のため、変更を行った。

 Ver 3.6 からの変更点 2002.07
・ 日内日間の精密度において管理図に使用する予備データの計算を行えるようにした。また、日差と日内の精密度比較グラフを追加した。

・ 相関図において95%等確率楕円の表示が行えるようになった。

・ 各種検定における必要なサンプル数の計算を行えるようにした。

・ 「分布型と反復切断法」シートで分布型検定後のデータセルロック状態を修正した。

Ver3.5からの変更点 2001.01
・ 正確度の算出シートでの標準化残差計算の間違いを修正
・ 数値入力を効率化するための入力規制に変更

Ver 3.4 からの変更点 2000.10
・ 不用なデータ表示の削除
・ データ入力領域での自動半角入力機能を追加しました.
これまで解説用のhtmlファイルについても自動解凍ファイル内に含まれていましたが ,
今回より解説部分は切り離し,インターネット上で見てもらうようにしました.

Ver 2.0 からの変更点 2000.08 
・ 「精密さの評価」において,患者試料による評価を追加 (多数の患者試料の二重測定値 ; ランダマイズ2回測定) 
・ 「正確さの評価」において「1種類の濃度の血清標準物質による評価」の95%信頼区間を表示するように変更 
・ 比較対照法との比較実験による方法において,ブートストラップ法での傾き・切片の信頼区間を求めることが可能となった.

Ver 1.5 からの変更点 
 「分布型検定」 および 「反復切断法」 を加えデータの分布について調査出来るようにしました.
 また,「正確さの評価」における「比較対照法との比較実験による方法」において,外れ値検出のための
「相対的な差の平均値」をグラフ上部に表示するようにしました. さらに、
1.「精密さ」および「正確さ」について詳細な解説を追加  
2.基準範囲の検討時に良く使われる異常値除外プログラムである「反復切断法」を追加.
また,「正確さの評価」における「比較対照法との比較実験による方法」において,外れ値検出のための「相対的な差の平均値」をグラフ上部に表示するようにしました.

Ver 1.0 からの変更点 
EXCEL―Bookの最初にシートへ[はじめに]を加え,STSS/EXCELの使用方法などの解説を表示するようにしました.